enyaの歌うビエラCMソングが聴けるサイトにて、早速堪能してきました。
http://panasonic.jp/viera/adv/cmsong.html
芭蕉の句
「山路来て何やらゆかしすみれ草」
にインスパイアされて書かれた曲だそうです。
菫草(すみれぐさ)
ものの哀れ
紫色の花
春の花と
冬の小雪
はらはら
自然の美かな
ああ、緑の葉と
秋の色
風の声
鳥のさえずり
悲しい海
喜びの海
山 小石
あやめ草
いい感じです。
http://panasonic.jp/viera/adv/cmsong.html
芭蕉の句
「山路来て何やらゆかしすみれ草」
にインスパイアされて書かれた曲だそうです。
菫草(すみれぐさ)
ものの哀れ
紫色の花
春の花と
冬の小雪
はらはら
自然の美かな
ああ、緑の葉と
秋の色
風の声
鳥のさえずり
悲しい海
喜びの海
山 小石
あやめ草
いい感じです。
風邪気味ながらもなんとか寝て、少し元気になった休日の朝。
ふんふ〜んとゴキゲンにネットしていて…思い出した!
大量に借りていたCD、今日返却日なのでした。
(詳細はココ参照↓)
http://tsukimi.seesaa.net/article/746336.html
返す準備しなくっちゃ。
結構時間かかるかも…。早く済ませちゃおうっと。
ふんふ〜んとゴキゲンにネットしていて…思い出した!
大量に借りていたCD、今日返却日なのでした。
(詳細はココ参照↓)
http://tsukimi.seesaa.net/article/746336.html
返す準備しなくっちゃ。
結構時間かかるかも…。早く済ませちゃおうっと。
人にやさしく/ハンマー
2004年9月5日 音楽
気が狂いそう
やさしい歌が好きで
ああ
あなたにも聞かせたい
http://www.utamap.com/show.php?surl=3/36372&;title=%BF%CD%A4%CB%A4%E4%A4%B5%A4%B7%A4%AF&artist=THE+BLUEHEARTS
◆
真心って、こんなにあたたかいんだな。
助けてくれてありがとう。
がんばる!
音楽大好き。
THE BLUE HEARTS 甲本ヒロト 真島昌利 CD トライエム 2002/02/06 ¥1,000人にやさしく
ハンマー
◆
さ、仕事仕事。
やさしい歌が好きで
ああ
あなたにも聞かせたい
http://www.utamap.com/show.php?surl=3/36372&;title=%BF%CD%A4%CB%A4%E4%A4%B5%A4%B7%A4%AF&artist=THE+BLUEHEARTS
◆
真心って、こんなにあたたかいんだな。
助けてくれてありがとう。
がんばる!
音楽大好き。
THE BLUE HEARTS 甲本ヒロト 真島昌利 CD トライエム 2002/02/06 ¥1,000人にやさしく
ハンマー
◆
さ、仕事仕事。
たいせつにしたい音楽って。
2004年8月18日 音楽
アン・バートンの声が好きです。takaさんの日記(左の日記ブックマークからどうぞ)を読んだら、私も急にそのCDが聴きたくなったので、いま早速聴いています。いい感じだぁ〜。
初めてジャズ喫茶でこのレコードを聴いたとき、鼓動が急にはやくなった。まぁ、多分聴いたシチュエーションなども多分に関係していると思うのだけど、私にとって音楽は生活のワンシーンと切っても切れない関係なのです。…いま私、かっこいいこと言った〜(この台詞、「PAPER RUNNER」より拝借)!
◆
ちょっと勝手に独り言をつぶやいてもいいですか。
音楽って、あれこれ批評しながら聴いてしまうし、それが悪いことではないと思う。そうした批評こそが音楽を育てていくわけで、それは非常に大切なこと。
でも、私は、自分の耳を100%は信用していない。よい音楽を選び抜けなかったり、その逆の判断をしたり。間違いだらけ、失敗だらけだ。
一時はそうした誤りを犯すたびに沈んだり、苦しんだりもした。
それでも、音楽が好き。こんなに苦しめられても。
今は、こう思っている。
「“客観的に”よい音楽かどうかなんて、音楽批評のプロでない私に判断できなくてもいい。ただ、よい音楽だと“感じた”自分の感覚は、自分でせいいっぱい大切にして暮らしていこう。なぜなら私は音楽が好きだから。」
音楽って、私の場合、耳だけで聴いているわけではないんです。
その音楽を聴いたときの体調や心境。周囲の環境。その日起こったできごと。聴いている年齢や季節、時間帯。など。など。
いろんな、いろんなものに影響を受けて、私の音楽体験は決まる。
それらの巡りあわせを、音楽をひっくるめて、まるごと大切にしたいなぁと、思うんです。
大切な音楽や演奏家は、たくさんいます。
でも、それらがすぐれた音楽かどうかは、私にはわからない。
ただ私は私のやり方で、心動かされた音楽と向かいあって暮らしていく。
これからも、たくさんのいとおしい音楽に出会えることが楽しみ。
◆
このCDでは、「I can’t give you anything but love」「Sunny」が特に好き。どちらもスタンダードで多くの人が歌っているけど、一番何回も聴きたいと私が思うのはアン・バートン。
◆
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ピエ・ノールディク ジョン・エンゲルス CD ソニーミュージックエンタテインメント 1999/08/21 ¥1,995
捧ぐるは愛のみ
ゴー・アウェイ・リトル・ボーイ
ヒー・ワズ・トゥー・グッド・トゥ・ミー
バット・ノット・フォー・ミー
思い出はやすし
心変わりしたあなた
グッド・ライフ
夜は更けて
サニー
◆
CD「バラード&バートン」も、いい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G4A4/diarynote-22/ref%3Dnosim/249-2278009-6801140
初めてジャズ喫茶でこのレコードを聴いたとき、鼓動が急にはやくなった。まぁ、多分聴いたシチュエーションなども多分に関係していると思うのだけど、私にとって音楽は生活のワンシーンと切っても切れない関係なのです。…いま私、かっこいいこと言った〜(この台詞、「PAPER RUNNER」より拝借)!
◆
ちょっと勝手に独り言をつぶやいてもいいですか。
音楽って、あれこれ批評しながら聴いてしまうし、それが悪いことではないと思う。そうした批評こそが音楽を育てていくわけで、それは非常に大切なこと。
でも、私は、自分の耳を100%は信用していない。よい音楽を選び抜けなかったり、その逆の判断をしたり。間違いだらけ、失敗だらけだ。
一時はそうした誤りを犯すたびに沈んだり、苦しんだりもした。
それでも、音楽が好き。こんなに苦しめられても。
今は、こう思っている。
「“客観的に”よい音楽かどうかなんて、音楽批評のプロでない私に判断できなくてもいい。ただ、よい音楽だと“感じた”自分の感覚は、自分でせいいっぱい大切にして暮らしていこう。なぜなら私は音楽が好きだから。」
音楽って、私の場合、耳だけで聴いているわけではないんです。
その音楽を聴いたときの体調や心境。周囲の環境。その日起こったできごと。聴いている年齢や季節、時間帯。など。など。
いろんな、いろんなものに影響を受けて、私の音楽体験は決まる。
それらの巡りあわせを、音楽をひっくるめて、まるごと大切にしたいなぁと、思うんです。
大切な音楽や演奏家は、たくさんいます。
でも、それらがすぐれた音楽かどうかは、私にはわからない。
ただ私は私のやり方で、心動かされた音楽と向かいあって暮らしていく。
これからも、たくさんのいとおしい音楽に出会えることが楽しみ。
◆
このCDでは、「I can’t give you anything but love」「Sunny」が特に好き。どちらもスタンダードで多くの人が歌っているけど、一番何回も聴きたいと私が思うのはアン・バートン。
◆
アン・バートン ジャック・スコルズ ルイス・ヴァン・ダイク ピエ・ノールディク ジョン・エンゲルス CD ソニーミュージックエンタテインメント 1999/08/21 ¥1,995
捧ぐるは愛のみ
ゴー・アウェイ・リトル・ボーイ
ヒー・ワズ・トゥー・グッド・トゥ・ミー
バット・ノット・フォー・ミー
思い出はやすし
心変わりしたあなた
グッド・ライフ
夜は更けて
サニー
◆
CD「バラード&バートン」も、いい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G4A4/diarynote-22/ref%3Dnosim/249-2278009-6801140
あらためてマツケンサンバを聴く。
う〜ん。いい時代だねぇ。
そして私は今から、借りてきたビデオを観ます。
夏休み最後の思い出に。あぁ早かったよこの夏は。
マツケンサンバII
松平健 吉峰暁子 宮川彬良 小西康陽 及川眠子 桑田衛 杉紀彦 京建輔 CD ジェネオン エンタテインメント 2004/07/07 ¥1,980マツケンサンバII (ショートバージョン)
マツケンサンバII (READYMADE SHOGUN MIX 2004 ~小西康陽リミックス)
マツケンでGO!
マツケンマンボ
マツケンサンバI
マツケンサンバII (フルバージョン)
マツケンサンバII (オリジナル・カラオケ)
マツケンでGO! (オリジナル・カラオケ)
マツケンマンボ (オリジナル・カラオケ)
マツケンサンバI (オリジナル・カラオケ)
う〜ん。いい時代だねぇ。
そして私は今から、借りてきたビデオを観ます。
夏休み最後の思い出に。あぁ早かったよこの夏は。
マツケンサンバII
松平健 吉峰暁子 宮川彬良 小西康陽 及川眠子 桑田衛 杉紀彦 京建輔 CD ジェネオン エンタテインメント 2004/07/07 ¥1,980マツケンサンバII (ショートバージョン)
マツケンサンバII (READYMADE SHOGUN MIX 2004 ~小西康陽リミックス)
マツケンでGO!
マツケンマンボ
マツケンサンバI
マツケンサンバII (フルバージョン)
マツケンサンバII (オリジナル・カラオケ)
マツケンでGO! (オリジナル・カラオケ)
マツケンマンボ (オリジナル・カラオケ)
マツケンサンバI (オリジナル・カラオケ)
カルロス・クライバーの実演の場に立ち会いたかった。
2004年7月20日 音楽
Carlos Kleiber ist tot.
http://www.br-online.de/kultur-szene/klassik/pages/spezial/kleiber.html
公演一覧
http://www.thrsw.com/kleiber.html
シューベルトの演奏も、本当に好きでした。
こんな未完成が演奏できたらいいなぁと祈りつつ舞台に立ったこともあります。
残念ながら実演を聴いたことはないのですが、この世界にもういないのだと思うと、なんとも言えず寂しく感じます。
奥様とご一緒に、どうぞ安らかにお眠りください。
http://www.br-online.de/kultur-szene/klassik/pages/spezial/kleiber.html
公演一覧
http://www.thrsw.com/kleiber.html
シューベルトの演奏も、本当に好きでした。
こんな未完成が演奏できたらいいなぁと祈りつつ舞台に立ったこともあります。
残念ながら実演を聴いたことはないのですが、この世界にもういないのだと思うと、なんとも言えず寂しく感じます。
奥様とご一緒に、どうぞ安らかにお眠りください。
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出演してきましたよ。
2004年7月4日 音楽趣味でやっている楽器の発表会みたいなものに出演した。
とってもくたびれたけど、久しぶりに味わう
充実感は格別でございました。
それから、ほぼひと月ぶりのアルコールも格別。
酔っぱらってふらふらです。あはは。
おつかれさま、私。
とってもくたびれたけど、久しぶりに味わう
充実感は格別でございました。
それから、ほぼひと月ぶりのアルコールも格別。
酔っぱらってふらふらです。あはは。
おつかれさま、私。
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【音】国道二号線(ガガガSP)
2003年3月3日 音楽■■■■■■ 音楽/その3 ■■■■■■
『国道二号線』 ガガガSP (2002)
RUN RUN RUN RECORDS R3RCD-021
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
不調なマイカーを買い換えるために車の試乗を
するというので、今日久しぶりに家族と会った。
父が最初に試乗に選んだのは、父の年にはやや
不似合いなFit。しかも色はポップな赤!
もっと落ち着いた車にしよ〜よ〜、とか言いながら
家族4人で乗り込んで、国道二号線を走った。
なんてことはない、ごくごく普通の週末。
でも、雨上がりのまっさおな空のもとで、
風の音も心地よい、久しぶりのドライブ。
そのときにはだれにも言えなかったけど、
私、あのときすごく「ああ、しあわせやなあ」って
思って父の後ろに座っていたんです。
…で、そのとき。
無意識のうちに私の頭の中に流れてきたのが、
この曲。
ま、国道二号線を走ってたから、っていう
きわめて単純な理由なんだろけど。
心の中で口ずさんでました。
〜あぁ 君よ幸せになれ やっと僕は素直に思えた
国道二号線を見て、やっと僕は素直になれた
今日は君とよく行った、ラーメン屋にでも行って
帰るとするよ〜
でも、けっこう癖になる、いい曲ですよね。
ガガガSP、思ったとおりの潔いバンドでした。
あれこれ煮え切らない気持ちを、優柔不断なまま
むき出しにして曲にぶつける、その潔さ。
矛盾してますが、そこがガガガの魅力なのかも、と
私は思っています。
ブルーハーツと共通する魅力もありますね。
幼さゆえに、当時のブルーハーツには抵抗を感じて
敬遠しまってた私だけど、今ならブルーハーツも
ガガガも、慈しんで気持ちよく聴ける。
一度聞いて、心にも留めず通り過ぎてしまった
音楽が、また何年か経って聴いたときには
ふいに心に響いてきたり。あるんですね。
時が経つって、いいことやね〜。
◆ガガガSP:LD&K(所属事務所)
http://www.ldandk.com/gagaga/gatop2.html
◆ガガガSP:ソニーミュージック(レコード会社)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/gagagasp/
『国道二号線』 ガガガSP (2002)
RUN RUN RUN RECORDS R3RCD-021
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
不調なマイカーを買い換えるために車の試乗を
するというので、今日久しぶりに家族と会った。
父が最初に試乗に選んだのは、父の年にはやや
不似合いなFit。しかも色はポップな赤!
もっと落ち着いた車にしよ〜よ〜、とか言いながら
家族4人で乗り込んで、国道二号線を走った。
なんてことはない、ごくごく普通の週末。
でも、雨上がりのまっさおな空のもとで、
風の音も心地よい、久しぶりのドライブ。
そのときにはだれにも言えなかったけど、
私、あのときすごく「ああ、しあわせやなあ」って
思って父の後ろに座っていたんです。
…で、そのとき。
無意識のうちに私の頭の中に流れてきたのが、
この曲。
ま、国道二号線を走ってたから、っていう
きわめて単純な理由なんだろけど。
心の中で口ずさんでました。
〜あぁ 君よ幸せになれ やっと僕は素直に思えた
国道二号線を見て、やっと僕は素直になれた
今日は君とよく行った、ラーメン屋にでも行って
帰るとするよ〜
でも、けっこう癖になる、いい曲ですよね。
ガガガSP、思ったとおりの潔いバンドでした。
あれこれ煮え切らない気持ちを、優柔不断なまま
むき出しにして曲にぶつける、その潔さ。
矛盾してますが、そこがガガガの魅力なのかも、と
私は思っています。
ブルーハーツと共通する魅力もありますね。
幼さゆえに、当時のブルーハーツには抵抗を感じて
敬遠しまってた私だけど、今ならブルーハーツも
ガガガも、慈しんで気持ちよく聴ける。
一度聞いて、心にも留めず通り過ぎてしまった
音楽が、また何年か経って聴いたときには
ふいに心に響いてきたり。あるんですね。
時が経つって、いいことやね〜。
◆ガガガSP:LD&K(所属事務所)
http://www.ldandk.com/gagaga/gatop2.html
◆ガガガSP:ソニーミュージック(レコード会社)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/gagagasp/
【音】ベートーヴェン:交響曲第9番
2003年2月21日 音楽■■■■■■ 音楽/その2 ■■■■■■
ベートーヴェン:交響曲第9番
フランツ・ブリュッヘン指揮
18世紀オーケストラ
PHILIPS 438 158-2
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
初めて聴いた演奏というのは、想像以上に
聴く人に強い印象を与えるものだと思う。
私が初めて聴いた第九は、高校生のときに私に
とってとても大切な方が贈ってくれた、この
ブリュッヘン指揮のCDだった。
プレゼントに喜んで何度も聴いたこの演奏は、
その後何度となく耳にする他の第九を判断する
うえでの私の基準になってしまった。
「第九の演奏は、ブリュッヘンがスタンダード」。
無意識のうちに、そう思い込んでしまっていた。
で、もちろん最初は何も知らなかったのだが、
実はこのオーケストラは、華やかな演奏効果を
追究するのではなく、作曲家が生きていた時代の
演奏をありのままに再現することをめざした団体
(厳密にはかなり表現に語弊がありますが…
笑って許してくださ〜い。以下同様)。
今でこそ、「初演当時の演奏を再現する」という
コンセプトが主流となってきているが、
とにかく派手で豪華、大規模な交響曲演奏が
もてはやされていた数十年前から、こうした演奏を
他の団体にさきがけて行っていたという点で、
スタンダードなどとは「完全に」無縁。
かな〜り、特殊な演奏だったのだ!
…し、知らんかった…。
それを知ったはいいものの、
冒頭に書いたとおり、それでも私の中での
判断基準は簡単に変えることができない。
今でも相変わらず、なにを聴いても
「ん〜、ブリュッヘンの演奏と
比べたら、なんだか妙にぎらぎらと悪趣味に
聴こえるんよね〜」
などと言っては、
(そりゃそうやんか、当たり前や…)と、
周囲の失笑をかっている。
教訓。
最初に聴くCDは、心して選ぶべしです。
とは言っても、この演奏、
実際にとても高く評価されているし、
私自身もすごく完成度が高いと思っている。
出会えてよかったと思える演奏です。
実は、大学生のときに
「小さな小さな第九」というコンセプトで
第九を演奏するコンサートに出演させていただく
機会に恵まれた。このときは、おかげで
最初に聴いたブリュヘンに近い演奏を自然と
イメージすることができ、スムーズに音が出せた
ように思う。本当に楽しい演奏会だった。
…個人的な話が続いたので少し話題を変えます。
この交響曲を作曲したとき、
既に耳が聞こえなかったベートーヴェン。
初演の際に指揮を行ったが、演奏終了後
観客の絶大な拍手に気づかず、オーケストラの
方を向きっぱなしだったというのは
有名なエピソードだけど、正直今でも私はこの曲が
耳の聞こえない作曲家により書かれただなんて
本当に信じられない。
それほど緻密に練り上げられた、完成された曲。
交響曲の長さに抵抗がある方は、第4楽章だけでも
いいので、何度かじっくりと聴いてみてください。
第4楽章が親しみやすくなってきたら、他の楽章へ
どうぞ…。年末だけといわず、春でも夏でも。
以下余談です。
ところで、第九といえば、
もうひとつ忘れられない演奏がある。
あまりにも有名な、1951年バイロイトでの
フルトヴェンクラーによるライブ。
こちらの演奏は、ブリュッヘンと対極をなす
豪華絢爛たるもの。大音量で聴いていると、
ホールで一緒に名演に立ち会っているような気分に
させてくれる、ビリビリした緊張感が今なお
伝わってくるすごい演奏だと思う。
これも、聴くたびに新たな感動を与えてくれる
大切なCD。いつかこちらのCDでも
日記を書くかもしれません。実は、
感動に涙した回数はこちらの方が多いので…笑。
私ったら、泣いてばっかりね。
ベートーヴェン:交響曲第9番
フランツ・ブリュッヘン指揮
18世紀オーケストラ
PHILIPS 438 158-2
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
初めて聴いた演奏というのは、想像以上に
聴く人に強い印象を与えるものだと思う。
私が初めて聴いた第九は、高校生のときに私に
とってとても大切な方が贈ってくれた、この
ブリュッヘン指揮のCDだった。
プレゼントに喜んで何度も聴いたこの演奏は、
その後何度となく耳にする他の第九を判断する
うえでの私の基準になってしまった。
「第九の演奏は、ブリュッヘンがスタンダード」。
無意識のうちに、そう思い込んでしまっていた。
で、もちろん最初は何も知らなかったのだが、
実はこのオーケストラは、華やかな演奏効果を
追究するのではなく、作曲家が生きていた時代の
演奏をありのままに再現することをめざした団体
(厳密にはかなり表現に語弊がありますが…
笑って許してくださ〜い。以下同様)。
今でこそ、「初演当時の演奏を再現する」という
コンセプトが主流となってきているが、
とにかく派手で豪華、大規模な交響曲演奏が
もてはやされていた数十年前から、こうした演奏を
他の団体にさきがけて行っていたという点で、
スタンダードなどとは「完全に」無縁。
かな〜り、特殊な演奏だったのだ!
…し、知らんかった…。
それを知ったはいいものの、
冒頭に書いたとおり、それでも私の中での
判断基準は簡単に変えることができない。
今でも相変わらず、なにを聴いても
「ん〜、ブリュッヘンの演奏と
比べたら、なんだか妙にぎらぎらと悪趣味に
聴こえるんよね〜」
などと言っては、
(そりゃそうやんか、当たり前や…)と、
周囲の失笑をかっている。
教訓。
最初に聴くCDは、心して選ぶべしです。
とは言っても、この演奏、
実際にとても高く評価されているし、
私自身もすごく完成度が高いと思っている。
出会えてよかったと思える演奏です。
実は、大学生のときに
「小さな小さな第九」というコンセプトで
第九を演奏するコンサートに出演させていただく
機会に恵まれた。このときは、おかげで
最初に聴いたブリュヘンに近い演奏を自然と
イメージすることができ、スムーズに音が出せた
ように思う。本当に楽しい演奏会だった。
…個人的な話が続いたので少し話題を変えます。
この交響曲を作曲したとき、
既に耳が聞こえなかったベートーヴェン。
初演の際に指揮を行ったが、演奏終了後
観客の絶大な拍手に気づかず、オーケストラの
方を向きっぱなしだったというのは
有名なエピソードだけど、正直今でも私はこの曲が
耳の聞こえない作曲家により書かれただなんて
本当に信じられない。
それほど緻密に練り上げられた、完成された曲。
交響曲の長さに抵抗がある方は、第4楽章だけでも
いいので、何度かじっくりと聴いてみてください。
第4楽章が親しみやすくなってきたら、他の楽章へ
どうぞ…。年末だけといわず、春でも夏でも。
以下余談です。
ところで、第九といえば、
もうひとつ忘れられない演奏がある。
あまりにも有名な、1951年バイロイトでの
フルトヴェンクラーによるライブ。
こちらの演奏は、ブリュッヘンと対極をなす
豪華絢爛たるもの。大音量で聴いていると、
ホールで一緒に名演に立ち会っているような気分に
させてくれる、ビリビリした緊張感が今なお
伝わってくるすごい演奏だと思う。
これも、聴くたびに新たな感動を与えてくれる
大切なCD。いつかこちらのCDでも
日記を書くかもしれません。実は、
感動に涙した回数はこちらの方が多いので…笑。
私ったら、泣いてばっかりね。
【音】SHADOW OF THE MOON (BLACKMORE’S NIGHT)
2003年2月20日 音楽■■■■■■ 音楽/その1 ■■■■■■
『SHADOW OF THE MOON』(1997)
BLACKMORE’S NIGHT BMG・BVCP-6022
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
リッチー・ブラックモアと聞くと
「おお〜!御大!!」と、無意識のうちに
正座してしまう方も多いと思います
(多い…のか?笑)。
なんといっても、あのDEEP PURPLEそして
RAINBOWの中心メンバーとして、HRの一時代を
築きあげた大人物ですものね。
そのリッチー・ブラックモアが長年の間
夢みつづけていた構想を、偶然出会った
愛する歌姫キャンディス・ナイトとともに
実現したのがこのブラックモアズ・ナイト。
第一作がこの『SHADOW OF THE MOON』です。
赤ん坊だった私は70年代をリアルに体験して
いないこともあり、HR時代の彼の爆発ぶりを
恥ずかしながらあまり知りません。
ですが、だからこそいっそう純粋に、
このアルバムを楽しめたのだと思います。
アルバム全体を通して、ルネッサンス時代の
雰囲気満点。ジャケットのイラストを見なくとも、
焚き火を囲んでロマ風に歌い踊る二人の姿が
はっきり目に浮かぶよう。アコースティックギター
とタンバリンを携えての、果てることのない宴…。
トラディショナルだけど、リズムやメロディは
とてもポップで耳なじみがいい。聴くほどに、
「ロックではない」「ではクラシックなのか」
…といったジャンルの議論など、全く無意味だと
思います。
ただ、いい音楽がある。一緒に歌い、手をたたき
ながら踊り、二人と同じ世界へのタイムトリップを
味わいたい。それだけで十分だと思うのです。
ちょっと余談ですが…。
私がこのアルバムを印象深く感じるのは、
二人がなんと、久米宏のニュースステーションに
出演してこのアルバム中の曲を生で歌ったという
エピソードのせいでもあります。
これって、とても珍しい話だと思いませんか?
微妙にカメラ目線を避ける御大の姿は
非常に、非常にぎこちなかった…(^-^)。
ブラックモアズ・ナイトは、もちろん
この後もCDをリリースしてます。
私は2枚目までしか聴いていませんが、2枚目も
期待を裏切らない、渋〜くかつポップなトラッド
ナンバーが勢ぞろいです。←相変わらず
矛盾だらけの表現ですが、本当なんですって〜!
◆Ritchie Blackmore and Blackmore’s Night Official Web Site
http://www.blackmoresnight.com/
『SHADOW OF THE MOON』(1997)
BLACKMORE’S NIGHT BMG・BVCP-6022
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
リッチー・ブラックモアと聞くと
「おお〜!御大!!」と、無意識のうちに
正座してしまう方も多いと思います
(多い…のか?笑)。
なんといっても、あのDEEP PURPLEそして
RAINBOWの中心メンバーとして、HRの一時代を
築きあげた大人物ですものね。
そのリッチー・ブラックモアが長年の間
夢みつづけていた構想を、偶然出会った
愛する歌姫キャンディス・ナイトとともに
実現したのがこのブラックモアズ・ナイト。
第一作がこの『SHADOW OF THE MOON』です。
赤ん坊だった私は70年代をリアルに体験して
いないこともあり、HR時代の彼の爆発ぶりを
恥ずかしながらあまり知りません。
ですが、だからこそいっそう純粋に、
このアルバムを楽しめたのだと思います。
アルバム全体を通して、ルネッサンス時代の
雰囲気満点。ジャケットのイラストを見なくとも、
焚き火を囲んでロマ風に歌い踊る二人の姿が
はっきり目に浮かぶよう。アコースティックギター
とタンバリンを携えての、果てることのない宴…。
トラディショナルだけど、リズムやメロディは
とてもポップで耳なじみがいい。聴くほどに、
「ロックではない」「ではクラシックなのか」
…といったジャンルの議論など、全く無意味だと
思います。
ただ、いい音楽がある。一緒に歌い、手をたたき
ながら踊り、二人と同じ世界へのタイムトリップを
味わいたい。それだけで十分だと思うのです。
ちょっと余談ですが…。
私がこのアルバムを印象深く感じるのは、
二人がなんと、久米宏のニュースステーションに
出演してこのアルバム中の曲を生で歌ったという
エピソードのせいでもあります。
これって、とても珍しい話だと思いませんか?
微妙にカメラ目線を避ける御大の姿は
非常に、非常にぎこちなかった…(^-^)。
ブラックモアズ・ナイトは、もちろん
この後もCDをリリースしてます。
私は2枚目までしか聴いていませんが、2枚目も
期待を裏切らない、渋〜くかつポップなトラッド
ナンバーが勢ぞろいです。←相変わらず
矛盾だらけの表現ですが、本当なんですって〜!
◆Ritchie Blackmore and Blackmore’s Night Official Web Site
http://www.blackmoresnight.com/