大竹まことさんの本にひきこまれた。
旅の友になる本を探しに出かけた本屋さんにて。

今年のライブ「だめな人の前をメザシを持って移動中」のタイトルが決まるまでを書いたエッセイのあるページに目がとまる。
「テレビとは異なり、本当に下らない“舞台”を作り続けるためには、メンバーがみんな心身ともに健康でなければならない。」
といったくだりに、プロの作り手としての厳しい姿勢を、痛いほど感じる。
タイトルを決める経緯でのシティボーイズのやりとりがこれまた面白く、さっきまで痛んでいた胸はあっさり笑いに細かく震える始末…笑。
努力しつつ年を重ねると、こうまで魅力的な文章が書けるものだろうか。好きな芸人の文章ということを考慮に入れないとしても、いい本だと思う。

ただ…版型が大きいため、結局今回は購入を見送ることにした。
あらためて、じっくりと読みたい。

ISBN:4048838695 単行本 大竹 まこと 角川書店 2004/03 ¥1,260

 

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